Project

Mission

小型衛星向け多波長センサー開発

小型衛星向け多波長センサ開発

― 経済産業省委託事業の概要

― 経済産業省委託事業の概要

　世界的に、新たな社会を創り上げていくために宇宙から得られる衛星データの活用が期待されてきています。

この度、衛星データ利用基盤事業の1つ、小型衛星向け多波長センサーの開発事業にうみつばめメンバーのアークエッジ・スぺ―ス社が採択され、うみつばめメンバーを含めたコンソーシアムで開発に取り組みました。

　宇宙インフラの主流ともなりつつある小型衛星コンステレーションによって、高頻度かつ多様なデータ取得によるデジタル社会の実現が可能な状況になってきている。採択された事業では、超小型衛星（６U）および、１００㎏級衛星に搭載可能な多波長センサーの開発、分光分析のためのデータプラットフォームの開発を行い、地上データビジネスや課題解決ソリューションに直結しうる一貫したシステム基盤の開発を実施させていただいた。

　世界的に、新たな社会を創り上げていくために宇宙から得られる衛星データの活用が期待されてきています。

― 今後の展望

　「経済安全保障重要技術育成プログラム／高感度小型多波長赤外線センサ技術の開発」にうみつばめメンバーを含めたコンソーシアムが採択されました。

　この開発事業においては、「赤外線検出器、分光デバイス及び光学系の開発」、「多波長赤外線センサの開発」、「多波長赤外線センサの実証」が開発項目となります。

　本開発事業の実施により、赤外線センサ、衛星関連産業、ドローン関連産業への貢献はもちろん、分光データプラットフォームを含めたシステム全体によってもたらされる新たな付加価値の創出およびそれを用いたサービス事業への貢献も期待されています。単に技術普及のみならず、経済システムの全体を変えるような新たなメカニズムが導入されることで、うみつばめプロジェクトが日本・地球へ貢献していきます。